109 CINEMAS PREMIUM SHINJUKU
109シネマズプレミアム新宿
街の喧騒から切り離された映画のための非日常空間
ホテルとエンターテインメントの複合施設である「東急歌舞伎町タワー」内にある、シネマコンプレックス「109シネマズプレミアム新宿」のパブリック基本構想・ラウンジデザインを担当。「109シネマズ」の新ブランドとして新たな体験を生み出すため、観賞の本質を求めデザイン検討を行った。
都会で暮らす我々は、日常的に様々な「ノイズ」にさらされている。本計画ではその「ノイズ」を遮断し、映画を五感で体験し、集中できる環境を目指した。都市の喧噪から離れ、感性をひらき、映画と向かい合える時を生み出すため、気持ちを切り替える漆黒のゲートを抜けた先に鑑賞者専用ラウンジを設けて、ウェルカムコンセッションが来場者を迎える。また、バーを併設し観賞前のくつろぎと豊かなコミュニケーションを育む。さらにプレミアムシート「CLASS S」の利用者のみが、鑑賞後に入室し余韻に浸ることができるプレミアムラウンジ「OVERTURE」を設置した。音響は世界的音楽家・坂本龍一氏が監修。ラウンジの楽曲も坂本氏が書き下ろしている。