豊洲の海と風を感じる
豊洲大橋を望む運河沿いに位置し、都市を眺望するアーバンリゾートホテルのランドスケープ。
当サイトは、国土交通省のスマートシティ(次世代環境都市)先行モデルプロジェクトである「豊洲スマートシティ」の推進拠点として整備された、敷地面積約24,000㎡「ミチノテラス豊洲」の一角を担い、隣接するバスターミナル機能を有した都市型道の駅「豊洲MiCHiの駅」では、羽田・成田空港と直結し、インバウンドにとっては、TOKYO玄関口としてのおもてなしを兼ねた環境となります。
運河の水の煌めき、広々と爽快な空、豊洲埠頭を回遊できる「豊洲ぐるり公園」といった立地環境を活かし、周囲の景観と建築とをつなぐ空間体験を提供します。また、ホテル低層部屋上に屋上緑化型レインガーデンを設置して、雨の後、時限的に水溜りが発生する仕掛けとし、水鏡には草本類のシルエット越しに晴れた空が自然のダイナミズムを映し出します。
緑の中を吹き抜ける海風と、季節の変化を表出する緑により、豊洲らしい風景と穏やかな時間を形成し、五感に作用する心地良い環境創造を目指しました。